こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。

ペットボトルでおなじみの”PET素材”でできている「PETカード」

PETは会員証や診察券など大変人気の高い素材です。
本記事ではPETカードの紹介をはじめ、メリット・デメリットについても解説いたします。

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目次

  1. プラスチックカードの代表的な種類とは?
  2. PET(ペット)カードとは?
  3. クリスパー®とは?
  4. PETとはどのような素材なのか?
  5. PETの歴史
  6. PET素材のメリット
  7. PET素材のデメリット 
  8. PETの主な用途 
  9. PETカードをおすすめする理由 

プラスチックカードの代表的な種類とは?

プラスチックカードの代表的な種類は、PET(ペット)カードPVC(ピーブイシー)カードです。

この記事ではPETカードについて詳しく解説します。

なお、PVCカードについては、以前別の記事でも解説していますので、こちらもあわせてお読みください。

=参考記事=
PVCカードとは?

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PET(ペット)カードとは?

PETとは、ポリエチレンテレフタレートの略で、ペットボトルなどの素材として使用されているものです。
英語ではPoly Ethylene Terephthalateと表記し、頭文字を取ってPETと呼ばれています。

リサイクルが可能で、環境にも優しいと言われています。一般的なサイズは85.6mm×54mm。
カードの厚みは、種類によって0.25mmと0.188mmがあります。
PVCカードと大きさは同じですが、0.76mm厚に比べて0.25mm厚と薄いのが特徴です。

イメージに近いものとして、図書カードやQUOカードなどが挙げられます。
低コストで財布の中でもかさばらないため、会員証・ショップカードとしても人気があります。
JISⅡ型のPVCカードと異なり、表面のフィルム保護はありません。
素材の表裏に直接印刷をかける形となります。
*オフセット印刷の場合は、ニス引きで仕上げます。

バズ・プランニングでは、白色度の高い「高品質PETカード」、クリスパー®(下記に解説)を用いた「再生PETカード」、オンデマンド印刷用の「DTP PETカード」をラインナップしています。

商品ページ

・PETカード

解説記事

・PETカード印刷・仕様についての比較解説【動画あり】

PETカード

その他、サーマルカード、リライトカードなどもPET素材が使われています。
リライトカードの詳細は以下の記事でも解説しています。

=関連記事=
リライトカードとは?

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クリスパー®とは?

クリスパー®」は、東洋紡株式会社の登録商標です。

クリスパー®カードはペットボトルなどのリサイクル原料を活用した省資源素材です。
最大の特徴は通常のPETカードがツヤのある表面であるのに対し、表面に目には見えない微細な凸凹があるため、サインパネルなどの特殊な加工をしなくても文字を書き込むことができる点です。

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PETとはどのような素材なのか?

PETはポリエステルの一種で、エチレングリコールとテレフタル酸によって生成されており、高温・高真空下で化学反応させてつくられる樹脂のひとつです。

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PETの歴史

PETが開発されたのは1941年、イギリスのキャリコプリンターズ社が発表、1953年にはアメリカのデュポン社が特許を取得しました。
1967年にペットボトルとして本格的に工業生産が開始されましたが、日本でペットボトルの生産が始まったのは、それから10年後の1977年。キッコーマンの醤油容器が最初とされています。
そして、本格的な飲料用としての使用は、1983年にコカ・コーラによって全国展開が開始されました。以降、多くの製品に使用されています。

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PET素材のメリット

PETは、以下のような特性に優れています。

  • 耐寒性:-60℃ほどまでの耐寒性
  • 透明性:ペットボトルでも使用されるとおり、透明性に優れている
  • 耐薬品性:無延伸フィルムなどで使用する場合は耐薬品性に優れている
  • 耐水性:耐水性に優れ水を通さない

また、電気絶縁性が良く、燃やしても有毒ガスを出さない点も優れた特徴です。
主に炭素、酸素、水素から構成されており、約1/3が空気を原料とする酸素で占められています。他のプラスチックと比べ、石油依存度が低い樹脂といえます。
また、他のプラスチックに比べて炭素より重い酸素が多いことから、密度が水より重く沈みます。

酸素分を多く含むことから、燃焼時の発熱量が低く紙と同水準であり、その量はポリプロピレン(PP)の約半分。このため、容器包装リサイクル法以前では、焼却炉を傷めないことから、燃やせるプラスチックということでごみの助燃材として珍重された経緯があります。
今では、焼却炉の性能が飛躍的に向上して、一般のプラスチックが焼却可能となっていますが、発熱量の低いPETはエネルギー回収よりも素材としてのリサイクルに向いているといえるでしょう。

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PET素材のデメリット

  • 耐熱性:ペットボトルで使用する場合は、通常の耐熱温度は50℃で耐熱性は高くない
  • 耐薬品性:ペットボトルで使用する場合は、耐薬品性、耐有機溶剤性は低く、アルコール濃度は20%が限度
  • 耐酸性:非常に低い
  • 透過性:若干の気体透過性がある。長期間保存の場合には内容物の酸化の可能性があり、ペットボトルで使用する場合には、内面をコーティングしたボトルも多い。

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PETの主な用途

PETのカード以外の主な用途として挙げられる製品は、清涼飲料水などのペットボトルがあります。

その他、フリースなどの衣料用繊維、フィルム、磁気テープなどにも使われています。

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PETカードをおすすめする理由

PETカードをおすすめする理由は、カードが薄く、携帯しやすい点があります。

クリスパー®に関してはリサイクル原料を使った環境にやさしい素材ですので、SDGsの観点からみても非常に向いています。また、比較的低コストでカード作成が可能です。大口の注文もお任せください。

SDGsや環境負荷に配慮したカード素材「SDGsパック」もご用意しておりますのでお気軽にお問合せください。PETカードの代替商品としては、バイオマスカードがおすすめです。

=関連記事=
SDGsや環境負荷に配慮したカード製品3選

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PETカードの作成は、バズ・プランニングにお任せ

PETカードの作成は、バズ・プランニングにお任せください。プラスチックカード印刷専門店のバズ・プランニングでは、さまざまな制作実績がございます。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

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2023年3月3日 1:38 pm Published by

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This post was written by Buzz planning