大高医院 様ユーザーインタビューTOP

こんにちは。プラスチックカード印刷専門店のバズ・プランニングです。

今回は千葉県市川市で開院80年、地域に根差した医療を続けていらっしゃる、産婦人科・大高医院 様の「診察券」の制作ストーリーをご紹介いたします。
初めてのオリジナルデザインの診察券制作で、医院の想いを形にできた喜びをお話しくださいました。

本記事では、診察券導入のきっかけからデザイン制作、カード完成までの流れ、そして患者様からの反響をご紹介します。

診察券導入の背景

大高医院 様ユーザーインタビュー

田中アイコン田中:改めまして、今回は診察券の作成をご依頼いただきありがとうございました。開院してから現院長先生で3代目とお伺いしましたが、なぜこのタイミングで初めての診察券を作成しようと思われたのですか?

院長先生:大高医院では、開院以来80年間、診察券を発行していませんでした。来院時は受付で名前を名乗り、紙に記入していただくスタイルが長く続き、患者さんにとってはそれが当たり前の光景でした。ただ、私自身が大学病院に勤めていたときは診察券があるのが当たり前でしたので、院長として戻ったときに「診察券をつくりたい」と思ったのがきっかけです。

オリジナルデザインにこだわった理由

田中アイコン田中:診察券をテンプレートデザインではなく完全オリジナルデザインにしようと思ったのはどうしてだったのでしょうか?

院長先生:今回は「私自身が大切にしたい2つのこと」を形にしたかった、というのが一番大きな理由です。

  • 赤・白・青の配色は、オランダ国旗をモチーフにしました。
    →もともと自分は、オランダの歴史と文化に深い関心があり、日本の医学の始まりは「蘭学(オランダ医学)」であることも背景にあります。
  • 左下から右上に伸びるラインは、基礎体温のグラフをイメージ。
    →高温期が続くことは妊娠成立を意味し、「多くの赤ちゃんを取り上げたい」という願いを込めました。

実際、さまざまな印刷会社からサンプルを取り寄せましたが、既製デザインでは「どこかで見たことがあるもの」や「イメージ通りにならないもの」ばかりで納得できませんでした。最終的に、自分たちの思いを反映できる バズ・プランニングの仕上げコース にたどり着いた、という経緯です。

オリジナルデザイン完成までのやりとり

田中アイコン田中:大高医院 様の診察券は、既製デザインではなく完全オリジナルです。
院長先生が自らスケッチを描き、そこから弊社のプロデザイナーがブラッシュアップしました。

デザイン完成までの流れの一部を振り返ってみます。

1.  原案をご支給いただく

大高医院 様デザイン原案

2. バズ・プランニングデザイナーによるデザイン案(初稿)を提出する

大高医院 様デザイン提案案

3. 原案に近いデザインに戻し、微修正を加えていく

大高医院 様デザインの過程

記載内容の変更、医院名の配置の変更、文字の色やフォントの変更、線の太さや始まりの高さ、上がっていくタイミングなどをミリ単位で調節していきます。

4.診察券完成!

大高医院 様診察券完成マットホワイトのカードに映えるシンプルながらも存在感のあるカードが完成しました。

能登様:気の済むまで何度も、1〜2mm単位の細かい微調整に対応していただき、とても気持ちのいいやり取りができました。
また、午前中にお願いしたことがその日の午後にはすぐ返ってくるなど、レスポンスが早い点も大きな安心感につながりました。
頭の中でイメージしているものと、実際にPDFで確認したときの印象は、たとえ数ミリの違いでもまったく異なることがわかりました。
その違いを一つひとつ確かめながら、どんどん理想のイメージに近づいていく過程を楽しむことができました

納品後の感想と反応

能登様:患者さんの中にはいい意味で「なんで今更!?」と驚く様子もありましたが、それと共に「綺麗」「素敵」という感想もありました。

院長先生:私自身も「財布に入れても目立つデザイン。白の発色が素晴らしいな」と思っています。元々電車内では本を読むなど、アナログにこだわっているので「物として手元に残る診察券」には大きな意味を感じています。
電子診察券やマイナンバー連携が進む時代だからこそ、「思い出してもらえる」「地域の高齢の患者さんも安心して使える」というメリットも感じました。

田中アイコン田中:患者様にもご好評とのことで、大変光栄です。

オリジナル診察券を作るメリット

田中アイコン田中:例えば、他の病院から診察券を作りたいと院長先生にご相談があったとき、今回のオリジナルデザイン診察券作成を通してどんなメリットがあると伝えたいですか?

院長先生:患者さんの反応を見られるのが一番嬉しいメリットです。あとは、財布からちらっと見えたときに会話のきっかけになり、身体の不調を感じたときに自然と医院を思い出してもらえることだと思います。実際、初回に作成した3,000枚のうちすでに1,000枚近くが配布済みで、1日の患者数も平均して5名ほど増えるなど、診察券の効果を実感しています。

田中アイコン田中:確かにそれは大きいメリットですね。私は20代後半で友人とそういった話をすることも増えてきたので、とても納得できます。

院長先生:時代背景を振り返ると、もともと産婦人科は妊娠や婦人科系の受診を「大っぴらに言うものではない」とする風潮があり、大々的に広告をせず、ひっそりと営まれてきました。しかし今は少子化の時代であり、妊娠・出産だけでなく日々の検診や治療、産後ケアも含めて地域に根差すことが、社会にとっても重要だと考えています。そこで千葉県の地域新聞や電車広告など、新しい取り組みも始めています。

※実際に掲載されている広告

大高医院のご紹介と御礼

大高医院は、地域に根ざし80年続く婦人科医院です。
「派手な宣伝はしない」という創業当時の方針を受け継ぎながらも、今の時代に合わせて少しずつ情報発信を行い、新たな患者さんともつながりを築いています。
この度の診察券制作にあたり、院長先生のこだわりを余すことなく形にできたのは、私たちバズ・プランニングにとっても大変光栄なことでした。

院長先生、能登様そして大高医院の皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも多くの患者さんに親しまれ、地域に愛される医院であり続けますように、微力ながらお祈り申し上げます。

プラスチックカード印刷でお客様に特別な気持ちを届けたい方へ

プラスチックカード印刷のことなら専門店のバズ・プランニングにお任せください。

他社には無いバズプランニングだけの安心取引12サービスで、初めてのプラスチックカード作成も経験豊富なスタッフが丁寧にサポートします。
実際にどれくらいの価格で印刷できるのか気になる方は「価格表一覧」をご確認ください。

初めての方でも安心してご注文頂けるよう、無料サンプルをご用意しております。

>>「無料サンプルを請求する」

サンプルカード画像

=関連記事=

2025年10月31日 1:38 pm Published by