こんにちは。カード印刷専門店、バズ・プランニングの中嶋です。

今回は会員カードや診察券としてよくご利用頂いているPETカードについて印刷方法や仕様の比較、解説をしていきます。

解説動画を作りましたので、文字を読むのが面倒な方はこちらをご覧ください。
※無音ですので仕事中でも移動中でも安心して再生してください。

PETカードとは?

PETカードとは「ポリエチレンテフタレート樹脂」を用いたカードです。

サイズは85.6mm×54㎜ 角丸(3R)です。

弊社で取り扱っている厚みは0.25㎜厚で、テレホンカードの厚みをイメージしていただくと近いです。

しかしながら、最近はテレカを触る機会も少なくなりましたね。

私が高校生のころは、ポケベルが全盛でしたので公衆電話で使えるテレカは生活必需品でした。

偽造テレカが社会問題になっていたりしていましたね。

余談でした。

もはやテレカに馴染みのないPHS以降の世代の方であれば、QUOカードの厚みをイメージしていただく方が良いかもしれません。

PETカードの特徴は?

PETカードは樹脂製ですので、紙カードのように破れたり、端からめくれてきたり、ということがなくとても丈夫です。

紙カードは財布に入れているとボロボロになってしまうことが多く、定期的にたまったレシートと一緒に捨ててしまう、という経験があるのではないでしょうか。

丈夫なカードはお客様の心理的に「簡単に捨てにくい」というメリットがあります。

さらにクレジットカードやキャッシュカードと比べて薄いので、財布に入れてもかさばりません。

さまざまな店舗や病院でカードをもらうことが多い中、厚みのあるカードは存在感を放つ反面、財布の中のスペースを奪ってしまうデメリットがあります。

私の経験上、厚みのあるカードであまり使わない店舗や病院のものは財布から出して保管している場合が多いです。
一方、薄いカードならかさばらないので財布に入れたまま持ち歩いていたります。
「いつでも持ち歩いてもらえる」というのはカードを発行する側にとってはメリットと言えるのではないでしょうか。

また、PETカードは厚みのあるプラスチックカードに比べて、制作コストが安くコストパフォーマンスに優れています。

そういった特徴から、さまざまな業種、業態で人気のあるカード仕様となっています。

PETカードの特徴をまとめますと

  1. 丈夫
  2. 薄い
  3. 安い

ということになります。

PETカードの人気用途は?

会員カードや診察券として人気のPETカードですが、具体的にどのような用途で利用されているでしょうか。

PETカードはバーコードやナンバリングのオプション加工が可能です。
そのため、POSなどで顧客管理、ポイント管理をしている業種で人気があります。

例えば、カラオケ店、ネットカフェ、量販店(ドラッグストア・ホームセンター)などです。

また、コストパフォーマンスが高いのでバラマキ型の販促としても活用されています。

例えば、割引券、シリアル番号付きクーポンなどです。

不特定多数の集客があり、発行枚数の多い業種、業態でメリットのあるカードとなっています。

PETカードにもいろいろな種類があります

弊社では3種類のPETカードをご用意しております。

1)高品質PETカード
2)再生PETカード
3)DTP PETカード

それぞれ印刷方式や基材に違いがありますので特徴をご紹介していきます。

1)高品質PETカード

大ロット印刷向けのオフセット印刷を採用

商業印刷でもっとも一般的なオフセット印刷を用います。
特色印刷や、フルカラー印刷も美しい仕上がりとなります。

仕上げにニス引きを行うことで光沢が出ると共に、印刷面の保護にもつながります。
また、印刷枚数が増えると1枚当たりの単価が安くなる、スケールメリットが発生します。

白色度が高く、コシが強い

高品質PETカードは次にご紹介する再生PETと比べて、基材その物の白色度(白さの度合い)が高いです。
そのため、カードの地色を活かした白ベースのデザインなど、色目にこだわるお客様にオススメです。

また再生PETと比べてコシも強く、手触りにこだわるお客様にもオススメできます。
※あくまでも、再生PETとの比較によるものです。再生PETでも十分ご満足いただける仕上がりはお約束できます。

2)再生PETカード

大ロット印刷向けのオフセット印刷を採用

印刷方式は前述した高品質PETと同様のオフセット印刷です。

繰り返しになりますが、特色印刷や、フルカラー印刷も美しい仕上がりとなります。

仕上げにニス引きを行うことで光沢が出ると共に、印刷面の保護にもつながります。

また、印刷枚数が増えると1枚当たりの単価が安くなる、スケールメリットが発生します。

環境配慮型基材「クリスパー」を使用

基材にはリサイクル原料(PETボトル再生素材など)を用いており環境に配慮した商品です。

「環境配慮」というだけでなく「基材に直接ボールペンでの書き込みができる」という実質的なメリットがあります。

高品質PETの基材はボールペンの先が若干滑るので、署名欄や筆記欄を設ける場合はサインパネルの加工をオススメしておりますが、再生PETはボールペンの馴染みが良く、オプション加工が不要です。

オプション加工を省くことが出来る分、コストを安く抑えることができます。

高品質PETに比べ全体的なコストを抑えることが出来るため人気の仕様となっています。

3)DTP PETカード

小ロット向けのオンデマンド印刷を採用

前述の高品質PET、再生PETと異なり、製版を用いないオンデマンド印刷を採用しています。
データから直接専用の業務用プリンタで出力するため、小ロットでも低価格でご提供できます。
※印刷はCMYKフルカラーでの印刷です。

従来のオフセット印刷は製版コストが掛かるため、少量印刷の場合に割高になってしまうデメリットがありました。
その点、オンデマンド印刷機は製版コストが掛からないので、100枚程度の少量でも、また両面フルカラーでも経済的な価格でご提供ができるメリットがあるのです。

ただし、印刷品質という面ではオフセット印刷に軍配が上がりますので、用途に応じてご検討ください。
※あくまでも、オフセット印刷との比較によるものです。オンデマンド印刷でもたくさんのお客様にご満足いただいています。

(まとめ)結局どれを選べばいいの?

それでは、結局どれを選べばいいのでしょうか。
用途や数量、お客様のこだわるポイントによって最適な仕様が決まります。
まとめますと、以下のようになります。

高品質PETカード

  • 1000枚以上の印刷を検討している
  • 印刷品質、ディテールにこだわりがある
  • 白の色目(地色)や手触りにこだわりがある

再生PETカード

  • 1000枚以上の印刷を検討している
  • 印刷品質、ディテールにこだわりがある
  • 環境に配慮している点を重視している
  • なるべく安価にコストを抑えたい

DTP PETカード

  • 1000枚以下の少量印刷を検討している
  • 両面フルカラー印刷でも安価に抑えたい
  • 開業したてでお客様の増加が未知数

いかがでしたでしょうか。
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2017年5月10日 8:55 pm Published by

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This post was written by Buzz planning