こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。

スマホなどの端末をかざすだけでデータ通信ができる技術の『NFC

NFCは、スマートフォンやキャッシュレス決済の普及により、私たちの生活にも身近な技術になっています。
本記事では、NFCの概要や主な機能、NFC機能を搭載したプラスチックカードの印刷について解説します。

目次

  1. NFCとは?
  2. ICカードとは?
  3. NFCの主な規格とは?
  4. 身近にあるNFCの機能とは?
  5. NFCのメリット
  6. NFCのデメリット
  7. NFC搭載カードの用途とは? 
  8. NFCカードに印刷をしたい場合 

NFCとは?

NFCとは「Near Field Communication」の頭文字を取ったもので、”近距離無線通信”と訳されます。

交信距離の短い無線通信を意味し、「かざすだけで、周辺機器と通信できる技術」例えば、Suica*1、PASMO*2などの交通系ICカードや、スマートフォンをかざして電子マネーを決済する『おサイフケータイ』などに活用されています。

*1「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
*2「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。

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ICカードとは?

ICカードとは、磁気カードに集積回路(IC)を搭載したカードのことです。

変造や解析が難しく、セキュリティ機能に優れており、演算機能があるためコンピューターのように計算をすることが可能です。
別記事にてICカードについても記述しています。こちらも合わせてお読みください。

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NFCの主な規格とは?

NFCの主な規格として、以下の規格があります。

  • Type A
  • Type B
  • Type F(Felica)

国内では『Type-F(Felica)』が主流ですが、海外では『Type-A』『Type-B』が主流となっています。

それぞれの特徴と具体例を挙げていきます。

Type-A

Type-Aは、オランダのNXPセミコンダクターズ(元フィリップスの半導体部門)が開発した近接型ICです。
MIFARE(マイフェア。「MIkron FARE-collection System」の略)とも呼ばれています。

会員カード・カードキー・チケット・交通系ICカード・電子マネーなど、世界中で広く使用されており、比較的安価で利用できるという特徴があります。

日本国内で利用されている代表的なサービスとして、たばこの成人識別カード「taspo」があります。

また、NTAGという規格の名前を耳にする方も多いのではないでしょうか?
NTAGは、NXPセミコンダクターズ社が製造する、ISO14443AおよびNFCフォーラムType 2とType4の仕様に準拠したICチップです。

セキュリティ機能に優れ、安価なため今後の活用が注目されています。

Type-B

Type-Bは、アメリカのモトローラが開発したNFCの規格です。
CPUが内蔵されており、処理が速くセキュリティ面に優れているという特徴があります。

日本国内で利用されているType-Bの代表的なサービスとして、パスポート、運転免許証、住民基本台帳カード、マイナンバーカードなどがあります。セキュリティの高さからの身分証明書に利用されています。

Type-F(FeliCa)

Type-F(FeliCa)は、SONYが開発したNFCの規格です。
NFC規格の中でもセキュリティ面に優れており、データの読み書きは約0.1秒と処理速度が圧倒的に速いため、国内ではType-FのFeliCaが主流となっています。

FeliCaは日本国内でも広く利用されており、その反応速度の速さから「Suica」「PASMO」などの交通系ICカードや、「Edy」「nanaco」「iD」「QUICPay」などの電子マネー決済で利用されています。

Felicaの名称は、「至福」を意味する「Felicity」と「Card」を組み合わせた言葉で、「至福をもたらすカード」という意味が込められています。

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身近にあるNFCの機能とは?

NFCには、主に下記のような機能があります。

①キャッシュレス決済

NFCの最も有名な機能としてはキャッシュレス決済があります。
電子マネーやタッチ決済機能付きのクレジットカード、おサイフケータイなど、非接触で支払いができるキャッシュレス決済はNFCの代表例です。

現金のやり取りがなく、スマホやカードをかざすだけで支払いができるので、スピーディーに決済プロセスを完結できます

②電子チケット

NFCは電子チケットやICカードにも利用されています。
電車・バスなどの切符、航空券、劇場のチケット、ポイントカードなど、さまざまな用途でNFCが利用されています。

たとえばコンサートのチケットにNFCタグを内蔵させると、チケット識別の手間や入場にかかる時間を大幅に削減することができます。

③デバイス間でのデータ送受信機能

NFCが搭載されているデバイス間でデータ通信ができる機能です。
機器同士を近づけてデータの送受信が行えるので、連絡先やメールデータ、画像データなどをスムーズに認証・交換できます

④パスワード不要で、周辺機器とペアリングできる

スマートフォンやパソコンを、Bluetoothのスピーカーなどの機器に接続する際、パスワードや接続の設定をする必要があります。
しかし、NFCが搭載されたデバイスの場合、双方を近づけるだけで機器の接続ができます。

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NFCのメリット

NFCの技術は、生活の利便性を高めてくれます。
ここでは、NFCの技術的なメリットについて解説します。

①セキュリティ機能が高い

NFCは「近づけないと利用できない」機能であるため、誤操作も防ぐことができます。
そのセキュリティ機能の高さも注目されている技術で、運転免許証やパスポート等、身分証明書に利用されています。

②操作が簡単

NFCは、近づけるだけで利用できるため、操作が簡単で幅広い世代が活用できる通信技術です。
キャッシュレス決済や電車の切符・定期券、飛行機のチケット購入などもスピーディーに行えるようになります。

③さまざまな機器に搭載できる

NFCの通信技術は、幅広い機器に活用することができます。
スマートフォンをはじめ、ワイヤレスマウスやヘッドセットにもNFCが搭載されているモデルがあります。
今後、ますますIoTが進み、さまざまな機器にNFCが搭載され、生活がより便利になっていくことが予想されます。

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NFCのデメリット

高い安全性と技術を持つNFCですが、不向きな場面も存在します。
ここからは、NFCのデメリットについて解説します。

①通信容量が少ない

NFCは、最大の通信速度が847kbpsとなっていることから、音楽やビデオなどの大容量のデータ通信には不向きです。
Wi-Fiの最大通信速度6.9Gbpsの約8千分の1です。基本的には、小さな容量のデータ通信に利用することを勧められています。

②遠隔の利用に不向きである

NFCは認証に優れていますが、Bluetooth、Wi-Fiなどと比べて、通信可能な距離が最も短い無線通信です。
遠隔通信サービスには不向きなため、機器との距離に注意が必要です。

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NFC搭載カードの用途とは?

NFC搭載カードの用途についてみていきたいと思います。

クレジットカード

近年では、NFCが標準搭載されているクレジットカードが増えてきました。
タッチ決済やコンタクトレス決済に対応している加盟店であれば、カードリーダーにカードをかざすだけで支払いが完了します。
サインや暗証番号の入力も不要です。ただし、支払金額が一定額を超える場合、カードをリーダーに挿入・暗証番号入力が必要となります。金額は加盟店によって異なります。

カードキー

また、オフィス向けの機能として多いのは「スマートロック」です。
従来型のカギに通信設備などを搭載して、社員証などのICカードを使って開錠や施錠ができるシステムです。
鍵の紛失や盗難防止に役立ちます。

デジタル名刺

比較的新しいサービスとしては、2023年2月に開始された「プレーリーカード」が挙げられます。
スマートフォンをかざすだけで情報交換ができるデジタル名刺サービスです。
プレーリーカードには、NFC技術が搭載されています。
ICカード型のデジタル名刺なので、紙の削減にもつながります。
また、交換した名刺の管理に困ったり、名刺を切らしてしまうこともありません。プロフィールサイトの情報は、何度でも書き換えることができ、プロフィール写真、肩書き、SNSなどの任意のURLを設定することができます。

参考:スマホをかざすだけのデジタル名刺「プレーリーカード」

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NFCカードに印刷をしたい場合

「無地のNFCカードに印刷はできませんか?」というご質問を頂く事があります。

バズ・プランニングでは、印刷するNFCカードの調達から弊社にお任せ頂けるのであれば、ご対応可能です。
UVインクジェットでの対応となります。価格は別途お見積りをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

お客様がご用意された、ICチップ搭載の白無地カードに印刷ができませんか?というご質問も頂きますが、弊社では原則、持ち込みカードの印刷受託はお断りしております
持ち込まれるカードの状態や品質が一定でないことや、不良やロスに対する製品の保証ができないのが理由です。

どうしても手持ちのカードを活用して印刷したいという方は、市販キットを活用して自作で印刷する方法について解説しています。
こちらも合わせてお読みください。

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NFCカード印刷のご依頼は、バズ・プランニングにお任せ

NFCカード印刷のご依頼は、バズ・プランニングにお任せください。
ICカードの調達と合わせてUVインクジェットでの印刷をメインにご提案しています。

プラスチックカード印刷専門店のバズ・プランニングでは、さまざまな制作実績がございます。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

他社には無いバズ・プランニングだけの「安心取引12サービス」で、初めてのNFCカード印刷も、経験豊富なスタッフが丁寧にサポート致します。
実際にどれくらいの価格で印刷できるのか気になる方は「価格表一」をご確認ください。

初めての方でも安心してご注文頂けるよう、無料サンプルをご用意しております。

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2023年9月27日 10:10 pm Published by

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This post was written by Buzz planning