こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
社会生活を送る上で欠かせない存在となったIDカード。氏名、学校名、社名や顔写真などが記載されており、その用途は多岐にわたります。
そんな「ID」の正しい意味はご存知ですか?普段当たり前のように見聞きするものの、いざ意味を聞かれると説明が難しい言葉ではないでしょうか?
本記事では、IDカードとは何かをテーマに、概要や種類について詳しく解説します。
目次
IDカードとは?
IDカードとは、氏名、所属する企業名や学校名、顔写真などが記載されており「個人の身分証明書」として機能するものです。
社員証や学生証をはじめ、資格認定証、入館証など、IDとして用いられるカードは多岐にわたります。
つまりIDカードとは「個人情報が凝縮されたカード」になります。
「ID」の意味とは?
では、まずは「ID」の読み方と意味から解説していきましょう。
「ID」は「アイディー」と読み、もともと”同一であることの証明” “身分証明”を意味する「identification」という英単語から生まれた用語です。また、「Identity document」(身分証明書)の略語とも言われています。
私たちの生活の中では、「ID」は人を特定する識別番号や登録番号、身元を証明するカードなどを意味します。
また、パソコン用語としての「ID」は、サービスやシステムの登録者や利用者を識別するためのユーザー名を指すのが一般的です。
混同されがちな「ID」と「iD」
「ID」と混同されやすいものとして、NTTドコモが提供している電子決済の「iD」があります。
この「iD」も、「ID」と同じように「アイディ」と読みます。「iD」は、対応のカードやQR決済などを設定したスマートフォンや、カードをかざすだけで支払いができる電子マネーです。
クレジットカードやデビットカード、QR決済など豊富なサービスに対応しています。
「iD」は決済サービスであって、「ID」とは全く別物です。
ちなみに「iD」は「自己証明、存在証明」を意味する「Identity」と「身分証明書・社員証」などを意味する「iD」から由来しており、クレジット機能を持った携帯電話・スマートフォンは単なるモノとしての機能を超え、「一人一人が必ず持つ、自分自身の分身のような存在になっていく」という意味が込められています。
参考:NTTドコモ「iD」
身分証明書とは?
身分証明書とは、社会生活上、人の本人性や法的資格を示すために用いられる文書のことです。
主に身分・身元を明らかにする各種書類(個人確認書類)を指し、身分証明(本人確認)を求められる場合、一般的には運転免許証、パスポート、健康保険被保険者証、住民基本台帳カード、マイナンバーカードなど公的機関が発行する証明書で、氏名・住所・生年月日、性別・顔写真などの個人を特定する情報が記載・貼付したものであれば身分証明書として通用します。
また「身分証」とも略されますが、「身分証明証」は誤りであり、正しくは「身分証明書」です。
主なIDカードの種類
ここでは、主なIDカードの種類を挙げていきます。
社員証
社員証は、その会社の従業員であることを証明するために発行された証明書です。社員が身に付けることで、社内関係者とそれ以外のとの区別が一目でつくため、不審者の出入り等を防止するために有効です。顔写真付きのプラスチックカードなら偽造もされにくく、セキュリティの強化に役立ちます。
社員食堂や自動販売機などでの購買も管理できる「支払い機能付き社員証」や、「バーコード」や「QRコード」「ICカード」などで勤怠・入館管理もできる勤怠・入館管理機能付き社員証もあります。
入館証
入館証は、許可を受けた人しか入れない施設や建物等に出入りする際、許可を得た人のみに発行される証明書です。
顔写真を入れることで本人確認も容易になり、セキュリティ向上にも役立ちます。
学生証
学生証は、その学校の生徒であることを証明するために発行された証明書です。
学校名・氏名・学部名や学籍番号、顔写真等が記載されています。
以前は紙で発行されている学生証もありましたが、近年では、プラスチックカードを利用した学生証が一般的です。
資格認定証
資格認定証は、何かをするために必要な知識や技術を身に着けていることを証明するものです。
特定の業務を行う場合には、携帯・提示・掲示が必要な場面があります。
賞状タイプが一般的ですが、携帯に便利なカードタイプの資格認定証もあります。さらに顔写真が入っていると本人確認も容易となります。
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従業者証明書
従業者証明書は、宅地建物取引業者が作成して従業者に交付するものであり、従業者の顔写真が付いたカード型のものです。
宅地建物取引業者は、その従業者に対して、従業者であることを証する証明書を携帯させなければ、その者をその業務に従事させてはなりません。
なお、従業者は、取引の関係者から請求があった場合には、この「従業者証明書」を提示しなければなりません(宅地建物取引業法第48条)。
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在留カード
在留カードとは、在留資格が中長期にわたる場合に交付される外国人向けの証明書です。
在留カードには、氏名、生年月日、性別、国籍・地域、住居地、在留資格、在留期間、就労の可否など、出入国在留管理庁長官が把握する情報の重要部分が記載されており、16歳以上の方には顔写真が表示されます。
IDカードに記載する項目
ここでは、IDカードに記載する主な項目を挙げていきます。
- カード種別(「社員証」など)
- 個人ID(社員番号など)
- 所属や役職
- 本人の顔写真
- 氏名(ふりがなやローマ字)
- 生年月日
- 会社のロゴマーク
- 会社名・住所・電話番号
- 有効期限
- 発行日
- 社印
- 注意事項・利用上の注意
- バーコード
- 磁気ストライプ
この様にIDカードは1枚ずつ印刷内容が異なることが最大の特徴です。
印刷業界では「可変印刷」や「バリアブル印刷」と呼びます。
バズ・プランニングのIDカード印刷サービス
バズ・プランニングでは「可変印刷」「バリアブル印刷」を必要とする、『社員証』『入館証』『資格認定証』『従業者証明書』の作成を多く承っています。
顔写真入りIDカードを印刷するサービスは、発行枚数や発行頻度に応じて3タイプ(小ロットプラン、中ロットプラン、大ロットプラン)ご用意しています。
ご希望に応じた最適なプランのご提案も行っておりますので、IDカード印刷でお悩みの方はこちらからお問い合わせ下さい。
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