こんにちは。プラスチックカード印刷の専門店、バズ・プランニングです。
超高齢化社会が進む昨今、介護サービスへの需要がますます拡大しています。
また、要介護認定を受けている高齢者などに居宅を訪問して、身体介護や家事支援を行う、訪問介護員は、介護保険法により「身分を証する書類の携行」を求められています。
本記事では、「訪問介護員身分証」の作成を考えている介護事業者様に向け、概要や記載事項について解説します。
目次
- 「訪問介護員身分証」とは?
- 「介護支援専門員証」と「訪問介護員身分証」の違いとは?
- 「訪問介護身分証」に記載する項目
- 「訪問介護身分証」の作り方
- 「訪問看護身分証」のデザイン作成サービス
- 「訪問介護員身分証」の作成はプラスチックカードがおすすめ
「訪問介護員身分証」とは?
「訪問介護員身分証」とは、訪問介護を行う専門職である「訪問介護員」が携帯する身分証のことです。
訪問介護員は、要介護認定を受けている高齢者や、障害支援区分の認定を受けている障害のある人の居宅を訪問して、身体介護や家事支援を行います。
在宅の高齢者のための介護保険サービスの利用が増加する中で、在宅介護サービスの中心的担い手となって活動しています。「ホームヘルパー」とも呼ばれます。
介護保険法に基づいた基準『指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準』で、
(身分を証する書類の携行)
第十八条 指定訪問介護事業者は、訪問介護員等に身分を証する書類を携行させ、初回訪問時及び利用者又はその家族から求められたときは、これを提示すべき旨を指導しなければならない。
利用者が安心して指定訪問介護の提供を受けられるよう、指定訪問介護事業者は、当該指定訪問介護事業所の訪問介護員等に身分を明らかにする証書や名札等を携行させ、初回訪問時及び利用者又はその家族から求められたときは、これを提示すべき旨を指導しなければならないとされています。
この証書等には、当該指定訪問介護事業所の名称、当該訪問介護員等の氏名を記載するものとし、当該訪問介護員等の写真の貼付や職能の記載を行うことが望ましいとされています。
参照:介護保険法第四十二条第一項第二号並びに第七十四条第一項及び第二項の規定に基いた『指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準』
「介護支援専門員証」と「訪問介護員身分証」の違いとは?
「介護支援専門員証」は、介護支援専門員として従事するために発行する必要のある証明書です。
介護支援専門員(ケアマネージャー)として登録・任用されるには、都道府県の実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修を修了し、登録を受ける必要があります。
介護支援専門員として業務を行うには、各都道府県知事に申請を行い「介護支援専門員証(ケアマネ証)」の交付を受けなければなりません。
有効期限は5年間と定められており、満了までに必要な研修を受講して更新を行う必要もあります。
「介護支援専門員証」は試験、実務研修、都道府県への届け出が必要なのに対し、「訪問介護員身分証」は、訪問介護事業者が発行する身分証になります。
「訪問介護員身分証」に記載する項目
「訪問介護員身分証」を作成時に、以下の項目を記載するといいでしょう。
記載事項(表面)
- カード名:上部に大きく「訪問介護員(身分証)」と記載します。
- 訪問介護員の肩書(職能)・氏名・ふりがな:訪問介護員の肩書(職能)、氏名、ふりがなを記載します。役職や資格、生年月日を添えても良いでしょう。
- 訪問介護員の写真:訪問介護員の顔写真を掲載します。撮影日も記載するとより良いでしょう。
- 指定訪問介護事業所の名称:事業所名、郵便番号、住所、電話番号、事業者番号を記載します。
記載事項(裏面)
- 備考欄:カード裏面には、備考欄を設けるといいでしょう。簡易的なメモ欄としても役立ちます。
- 「指定居宅サービスなどの事業の人員、設備および運営に関する基準」の抜粋:備考欄の下に、第十八条の抜粋を記載し、基準に則っていることを示しましょう。
「訪問介護員身分証」の作り方
「訪問介護員身分証」の作成には、以下のような方法があります。
自分で作成する
市販の専用の台紙を購入したり、パソコンで紙製のオリジナル台紙を作成し印刷したものに顔写真を貼ります。
ラミネート加工をしたり、IDカードケースに入れて使います。
簡単に安価に作成できますが、耐久性に欠けるところがデメリットです。
印刷会社など、その他の業者に依頼する
「訪問介護員身分証」の作成の専門業者に依頼する方法もあります。
紙よりも耐久性の高いプラスチックカードでの作成は専門業者に依頼するのがおすすめです。
プラスチックカード印刷専門店のバズ・プランニングでは、「訪問介護員身分証」の作成も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
「訪問介護員身分証」デザイン作成サービス
バズ・プランニングでは、『「訪問介護員身分証」デザイン作成サービス』を5,500円(税込)で承っております。
※別途カードの印刷費用がかかります
当社のフォーマットを使用した「訪問介護員身分証」作成サービスで、顔写真や記載内容をご用意いただき、当社でデザインデータを作成します。
「完全データの作成」がお客様で困難な場合におすすめしております。
(「完全データの作成」がお客様で可能な場合は、カード印刷費用のみで作成頂けます。)
使用フォーマット
4種類のフォーマットをご用意しております。ご希望のデザインをお選びください。
①シンプル(ブルー)
②シンプル(ピンク)
③クローバー
④フラワー
ご用意頂きたい素材
お客様にご用意頂きたい素材は以下です。
- 「顔写真」:300dpi以上のJPEGなど画像データ(サイズが縦2.5cm以上× 横 2cm以上以外で、トリミングが必要な写真の場合、別途トリミング調整費用が必要になります)
- 訪問介護員の「氏名」「ふりがな」「肩書(職能)」「写真撮影日」のデータ
- 指定訪問介護事業所の「名称(法人の場合は法人名、個人許可の場合は氏名)」「指定訪問介護事業所の住所」「電話番号」「事業者番号」のデータ
データ作成の費用
- カード印刷費用(プランによって異なります。詳しくはお問い合わせください。)
- 「訪問介護員身分証」デザイン作成サービス:5,500円(税込)
※ご自身で完全データ入稿できるデザインデータ(Adobe Illustrator Aiファイル)がご用意できる場合は不要です。 - 顔写真のトリミング調整+補正費用:1枚あたり 260円(税込)
※写真のサイズが縦2.5cm以上 × 横 2cm以上以外のトリミングが必要な写真の場合に発生します。
その他、フォーマットを利用しない完全オリジナルなデザインを作成する「デザイン作成サービス(13,200円~)」もございます。
=参考記事=
「訪問介護員身分証」の作成はプラスチックカードがおすすめ
「訪問介護員身分証」は日々の業務で頻繁に提示する必要があるため、紙製やラミネート加工など耐久性のない素材では、折れたり擦れたりしてしまう可能性があります。
厚みのあるプラスチックカード素材のカードは、0.76mmのクレジットカードと同等の厚みがあり、耐久性が高くしっかりとしているのが特徴です。
また、訪問先の利用者やそのご家族にとっても「しっかりとした身分証を携帯している」という安心感も生まれます。
厚みのあるカードは印象も良く、事業所の信頼性を高める効果があります。
訪問介護員身分証におすすめの仕様とプラン
中ロットプラン
1回の作成が10枚~100枚程度のお客様におすすめなプランです。
- カード仕様:PVCカード 0.76mm厚 ※クレジットカード同等のサイズ厚み
- 印刷方法:デジタルオフセット印刷
- 印刷品質:★★★
- カードの仕上がり:顔写真やベースデザインの再現性が高く、美しい仕上がり
小ロットプラン
1回の作成が1枚~10枚程度の少数ご希望のお客様におすすめなプランです。
- カード仕様:PVCカード 0.76mm厚 ※クレジットカード同等のサイズ厚み
- 印刷方法:昇華型熱転写印刷
- 印刷品質:★☆☆
- カードの仕上がり:カードの外周に3mm程度の白枠が付く仕上がり
UVインクジェットプラン
1回の作成が1枚~5枚程度のごく少数ご希望のお客様におすすめなプランです。
- カード仕様:PVCカード 0.76mm厚 ※クレジットカード同等のサイズ厚み
- 印刷方法:UVインクジェット印刷
- 印刷品質:★★☆
- カードの仕上がり:硬化インクによる印刷のため、表面はややザラつきのある質感
≫UVインクジェットプランにつきましてはお問い合わせください
「訪問介護員身分証」の作成は、バズ・プランニングにお任せ
「訪問介護員身分証」の作成は、バズ・プランニングにお任せください。プラスチックカード印刷専門店のバズ・プランニングでは、豊富な制作実績がございます。
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